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広幅用コロナ処理装置

Corotec の広幅用コロナ処理装置は、通常ウェブが幅 30 インチ(762mm)以上のラインに対応し、プロファイル型およびセグメント型電極、エアシリンダ式リフト機構、メンテナンスが容易な引き出し式電極、さらにスプライス(つなぎ目)通過用の独自ジャンプ機構を備えることで、高い生産柔軟性を実現します。これらの機能により、日常運転中に発生し得るウェブのたるみや熱膨張、損傷などの問題を解決し、幅全体にわたって均一な処理を可能にします。また、イーサネット通信機能を備えたオペレータインターフェースと組み合わせることで、中央制御システムへのデータ送信も可能です。この革新的な設計により、より安定したコロナ処理を実現するコロナ処理用途に最適な選択肢です。

紙、プラスチック、金属の接着特性を向上させるために、ワイドウェブ(広幅)用コロナ処理装置が多く使用されています。これにより、インク、コーティング材、ラミネーション、またはレイヤー同士が、本来であれば困難な条件下でも確実に接着できるようになります。Corotec のコロナ処理装置は、以下の 3 つの主要部で構成されています。

  • 電源装置(HMI および高圧トランス一体型) – 電源装置は電力を高圧トランスに供給し、そこで増幅された電力がコロナ処理ステーションへ送られ、高周波コロナ放電を発生させます。電源装置は 500W から 40kW まで対応可能で、ヒューマンマシンインターフェース(HMI)を内蔵しており、コロナ処理システムを完全に自動化、あらゆるコロナ処理工程へ統合することが可能です。また工程全体を制御・管理する中央操作ステーションとしても機能します。
  • コロナ処理ステーション – 電極(単一または複数の電極)は、接地された処理ロールの上方に等間隔で配置され、処理ステーションの筐体内のエンドプレートに取り付けられています。材料が通過する際、電極と処理ロールの間の空隙にコロナ電界が発生します。アイドラーロールは、処理ステーションへの進入および退出時にウェブを制御します。
  • 排気ブロワ – コロナ放電によって発生したオゾンは排気ブロワにより除去され、同時に電極および処理ロールの熱的安定性が維持されます。
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Inductotherm Group Japan Ltd.

3-10 Minamibefu 1-chome, Nishi-ku, Kobe 651-2116 Japan

  • Phone: 078-974-2552
  • Fax: 078-974-6535

特長

  • 最大幅160 インチ(4,064mm)まで対応可能な、ほぼあらゆる用途にカスタマイズ可能なワイドウェブ用コロナ処理装置を製作しております。Corotec では、処理対象製品のサイズや材質、ライン速度、製造環境、自動化レベル、最終用途を十分に理解した上で、お客様の用途に最適化されたコロナ処理システムを設計・製造いたします。ラミネート、滅菌、または布地、クッション材、プラスチック層の確実な接着が必要なあらゆる場面において、目的とする特性を付与・維持できる広幅用コロナ処理装置をご提供いたします。
  • また、Corotec は効率的かつコスト効果の高い操業を目指すお客さまをサポートします。セグメント型およびプロファイル型の電極オプションにより、材料ロスを最小限に抑えることが可能です。プロファイル電極はロール曲面に沿う設計がされており、素材の端部まで均一かつ効率的にコロナ電界を伝達します。セグメント電極では、処理する材料サイズに応じて電極の全長または一部のみの使用が可能なため、柔軟な運転ができます。これらのスマートな設計が、コスト削減と生産性向上に貢献します。
  • 高度なHMI画面およびイーサネット通信機能を備えた電源装置により、運転状況の集中監視・制御が可能
  • セグメント型・プロファイル型の電極オプションにより、処理対象に応じて電極サイズを調整し、素材全幅にわたる均一なコロナ処理を実現
  • エアシリンダ式リフト機構により、材を通す作業を簡素化し、オペレータがより安全かつ正確、効率的にウェブをセット可能
  • 引き出し式電極により、定期メンテナンスや材料変更時の電極交換が容易
  • スプライス通過用ジャンプ機構により、運転を停止することなく電極とウェブの間隔を広げ、スプライス(つなぎ目)を通過させることで、損傷や不良品の発生を防止