高出力電縫管溶接機 - Inductotherm Group Japan Ltd.
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高出力電縫管溶接機

高出力高周波溶接機は、出力範囲1000 ~ 2000kWにおいて、固定または可変周波数200 ~ 400kHzの溶接出力により、ほぼ全てのご要求に対応できます。高出力溶接機は、革新的な221コイルまたは特許取得済みのQuadContact™ 溶接ツール(4コンタクト方式)により、最上の高周波溶接品質をご提供します。

1000kWを超える溶接機は、最大40 mpm (130 fpm)の速度で、最大径610 mm (24インチ)、最大肉厚25 mm (1 インチ) の製品までご利用可能です。

サーマツールは、電縫管溶接装置を専門とする唯一のグローバルな誘導加熱および溶接メーカーとして、最も幅広いHF溶接機を提供しています。 これら全ての溶接機は、約60年前に開発されて以来世界をリードしてきた高周波(HF)溶接プロセスに基づいています。当社の溶接装置は電流型インバータ (Current-Fed Inverter, CFI) を採用しており、あらゆる金属を効率的かつ経済的に溶接する能力を提供します。 

サーマツールでは、炭素鋼およびステンレス鋼、真鍮、銅、アルミニウムならびにホウ素鋼やHSLA、AHSS、TRIP鋼などの特殊合金を溶接するために必要な溶接機を取り揃えています。 

信頼できるサーマツール溶接機を動画で見てみましょう!

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Inductotherm Group Japan Ltd.

3-10 Minamibefu 1-chome, Nishi-ku, Kobe 651-2116 Japan

  • Phone: 078-974-2552
  • Fax: 078-974-6535

特徴

  • 1200 kW以上の装置では最大出力周波数400 kHz
  • HAZControl™溶接技術の可変周波数帯域:250 kHz – 300 kHz、300 kHz – 350 kHz、350 kHz – 400 kHz
  • 設定出力保持 変動 0.5% 以下
  • 設定周波数保持 変動 1.0% 以下
  • 誘導 / コンタクトのデュアル方式
  • ジョグ速度(出力1%程度)での溶接時にも優れた安定性と出力調整が可能
  • 入力力率 0.95 以上、力率補正機能付き 
  • 高変換効率 85%
  • DC リップル 0.5% 以下
  • 整流時の高調波電流低減
  • 特許取得済み AutoMatch™ オートマッチ機能で幅広い材料サイズでのフルパワー出力が可能
  • 標準装備の速度/出力コントロールで操作を簡易化、スタートアップ時や操業終了時にもミル速度に合わせて溶接出力を正確にコントロールできるのでスクラップを大幅に削減
  • 製造現場の厳しい環境に耐え得る密閉式キャビネット 
  • には簡単にアクセスできるリフトオフヒンジ装備 

仕様

出力レンジ ~2000 kW
出力周波数 200-400 kHz + 1% ロードに合わせて安定化
製品ODレンジ 無制限
誘導コイル スタンダード
HFコンタクト溶接
誘導/コンタクト デュアル方式
溶接テーブル 1軸-3軸、VeeAxis™
AutoMatch™
PLC
スピードパワーコントロール
効率 > 85%
力率 0.92
リップル ~1
ThermaView
ThermaSure

Thermatool™ 高出力溶接機:1000 ~ 2000 kW
固定定格周波数:200 kHz ~ 400 kHz

入力電圧 380, 480, 575 V @ 50/60 Hz

一次側絶縁方式電源DC整流
高周波出力トランス不要

100 kW 高周波MOSFETモジュール

 

アクセサリ

ThermaView™ サーマビュー

サーマビュー診断パッケージはマイクロプロセッサ搭載のグラフィックソフトウェアです。トラブルシューティングを容易にするだけなく溶接パラメータも常時表示します。サーマビューは、溶接機のステータスや操業状態を知らせる予防保守のためのパワフルなツールです。

誘導コイル

サーマツールのソリッドステートHF誘導溶接装置用に特別設計された誘導コイルをご提供いたします。コイルには高導電性の銅が使用されており、品質検査を経て、長寿命化のためのコーティングが施されます。 幅広い品種とサイズがあり、あらゆるアプリケーションで使うことができます。  

インピーダ

サーマツールは様々な管製品の溶接用途に対応する幅広いインピーダをご提供しています。小径/薄板チューブから大径/厚板APIラインパイプまで多様なニーズにお応えいたします。 

適切なインピーダの選択と適切な配置は、溶接効率を最大化するために重要な役割を果たします。またすべての強磁性材料の性能が温度に依存するため、電縫管溶接プロセス中にフェライトコアを可能な限り冷却することが非常に重要です。インピーダを通る冷却液の温度25°C以下に抑えることが理想です。これらの厳しいアプリケーション向けにブースターポンプもご提供しています。 

フェライト

ラインスピードが速い最新の造管ミルでは、最高のフェライトを使った高性能のインピーダが必要とされています。その結果、ミルの性能を向上させるためサーマツールのフェライトを選ぶ工場が世界中で増えています。ご要望に合わせて長さを調整できる4種類のフェライトを取り揃えており、お客様のニーズに最適なフェライトをご提案いたします。詳細については、ぜひお問い合わせください!