スチールフレーム炉
スチールフレーム炉は、剛性と整備性の高さを兼ね備えた溶解炉です。
インダクトサームの優れた設計技術を駆使したスチールフレーム炉は、非常に効率的でメンテナンス性に優れた誘導溶解炉装置です。堅牢な構造を特徴とし、傾動時や出湯時の炉体のひずみを最小限に抑えます。背高フリーボード設計のため、大きな塊の溶解材料を投入するスペースがあり、溶解中はオプションのカバーを閉じることで熱損失を大幅に削減することができます。オプションのハース（炉床）はノロ取り棒の支点に利用でき、またカバーを取り外したときに熱から作業者を守る役目も果たします。肉厚銅チューブ製のコイルを使用しているため通常よりも通電断面積が大きく、電気抵抗を低く抑えることができます。そのため、より多くのエネルギーを溶湯に送ることができます。すべてのスチールフレーム炉は専用のソフトウェアで強度計算を行い、構造設計を行っています。
