海上用 クラムシェル型コイル
レイダイン海上用クラムシェル型コイルは海底パイプライン敷設アプリケーションやパイプの各種熱処理にご利用いただけます。
コイルフレームは非導電素材で作られており、コイル巻き線は水冷されます。クラムシェル型オーバーセンタークランプ方式なので、パイプジョイント部位の周囲にコイルを取り付け、手動でクランプします。径の大きなパイプではクランプは自動空圧式です。
特徴
溶接前 & 溶接後 熱処理
コイルは突合せ接合部を狭い範囲で適切な温度にまで加熱します - 熱影響部(HAZ)を最小限に抑えます。
突合せ溶接プロセスで重要な溶接接手の一体性を確保するため、レイダインの誘導加熱技術で限られた範囲のみ正確に加熱できます。
溶接後の熱処理には、パイプの鋼種に合わせてPLCコントロール加熱を行います。
シュリンクスリーブ
またレイダイン海上クラムシェル型コイル装置はパイプ接手周囲のシュリンクスリーブにも利用できます。
誘導クラムシェル型コイルでガスバーナを使用することなく、より早く、より安全にシュリンクスリーブを行うことができます。
アプリケーション
- 溶接前予熱
- シュリンクスリーブ前予熱
- 溶接後熱処理