ゼロフリクション アルミ誘導ビレットヒータ
Banyard バンヤードのゼロフリクション(ZF)アルミビレットヒータはアルミのマイクロチューブ押出に特化した誘導加熱装置およびメカニカルハンドリング装置です。アルミビレットの表面に傷をつけずに搬送、高精度温度制御で押出製品の品質向上に寄与します。
ZFビレットヒータではサーボドライブ技術を改良し搬送精度を強化、自動車産業で求められる新たな高品質押出成形への適用が広がっています。
特徴
- Banyard バンヤード ゼロフリクション アルミビレットサーボハンドリング
- エンドクランプ式。プロセス中、どの段階でもビレットへの接触を最小限に抑えます。
- サーボモータ駆動、精密リニアベアリングと硬化レールでなめらかな動きを実現。
- マルチ出力コンバータと誘導コイルゾーン制御により、ビレットを正確にテーパー加熱することができます。プレス力を小さくでき、ダイスの摩耗を軽減します。
- マルチレイヤ―誘導コイルによる高効率加熱と精密温度制御
仕様
- コイルに与える機械的負荷を軽減
- 消耗品であるスキッドプレート不要
- φ178mm(7″)から φ457mm(18”)までのビレットに対応。これ以外のサイズもご相談ください。
- シングルビレット加熱(1度に1本のビレットを加熱)
- LFi 低周波誘導電源(出力周波数30~200Hz)はコイルの直近またはコイル上架台に設置
- 生産量が多い場合は複数のシングルビレットヒータを並べて設置
- オーバーヘッドマニピュレータを設置することで、上流の切断工程からのコールドビレット搬送および加熱後のホットビレットをクエンチまたはプレスローダに搬送することも可能です。
上記の装置は以下の特許およびその他の国において独自に保護されています。
方法および装置に関する欧州特許EP2 236 005 B1、米国特許US10 034 331 B2。